年に一度スピーチのコンテストがシドニーの小学校であります。今年は「Multicultural」(他文化)に関するスピーチを2~3分考えて発表しなければなりませんでした。自分の覚書のためにもスピーチの書き方をここに記しておきます。
もくじ
まずテーマを選択
マインドマップ
スピーチの構成
あると便利なもの
まずテーマを選択

スピーチしたいお題(テーマ)を選びます。
自分が得意な分野や書けそうなテーマを決めましょう。
自分の実体験を入れるとスピーチを進めやすいです。
下記↓テーマ例です。
- Our national anthem
(国歌) - Kid power!
(子供の力) - Play together
(一緒に遊ぶ) - Respect
(尊敬) - Belonging in school
(自分たちの学校) - Words can hurt
(言葉は人を傷つける) - School uniform are good.
(私服より制服の方がいい) - Multiple choice tests are better than essay tests.
(選択試験は論述試験より良い) - Security cameras keep us safer.
(セキリュティーカメラは安全だ) - Credit cards are harmful to college students.
(クレジットカードは大学生には害になる) - Texting while driving is dangerous.
(運転中にメールを送るのは危険) - Fast food containers hurt the environment.
(ファーストフードは自然環境に悪い) - Football is a dangerous sport.
(フットボールは危険なスポーツだ) - Plastic straws are harmful to the environment.
(プラステシックストローは自然環境に悪い) - We should pay more taxes.
(税金をもっと払うべきだ) - Every student should join a club.
(全生徒クラブに入るべきだ) - Universities should be free to attend.
(大学の学費は無料にすべきだ) - Dogs are better pets than cats.
(ペットにするなら猫より犬の方がいい) - Public school are better than private school.
(私立学校より公立学校の方がいい) - Smoking in public should be illegal.
(公共の場所でたばこを吸うのは違法にすべきだ)
マインドマップ

選んだテーマを真ん中に書き、思いつくテーマに関する事を書き出していきます。自分が実際体験した事など思いつくことをどんどん書いていきましょう。テーマに関係する学校での事、映画、テレビ、ニュースなどで見たものでも構いません。
スピーチの構成

スピーチはpersuasive writing(自分の意見を述べて相手を説得するライティング)で書いていきます。
英語スピーチでの構成は
Introduction(導入)第1段落
Body(内容)第2~4段落
Conclusion(結論)第5段落
スピーチの始まりであるIntroduction(導入)でスピーチのテーマを伝え、Body(内容)で話を展開しConclusion(結論)でまとめます。短いスピーチ、長いスピーチでもこの構成は変わりません。
Introduction(導入)第1段落
導入では自分が今からスピーチする内容を相手に簡潔に伝えましょう。
どう始めるかわからない場合は問題提起をいれながら始めるのもいいです。
例えば
Why are plastic straws harmful to the environment?
(なぜプラスティック製のストローは環境に悪いのか?)
How did multiculturalism start in Australia?
(オーストラリアでマルチカルチャーはどのようにはじまったのか?)
Should we need to pay more taxes?
(私たちは税金をもっと払うべきなのか?)
自分がスピーチで伝えたい事を導入に入れましょう。
Body(内容)第2~4段落
Bodyではスピーチの内容を具体例を出しながら自分の意見を述べます。
自分の体験談がいいですがなければニュースや映画で見たテーマに関する内容でもいいですね。
Opinion (意見)
Reason (理由)
Example (例)
Opinion (まとめの意見)
意見を述べるときに使える文例
- I prefer...
- I strongly believe...
- I feel...
- I know...
- I am definitely sure that...
- In my opinion...
- The best thing about...
- The greatest part about...
- The worst part about...
- Everyone should...
- -----is better than----because...
- If you liked---than you will love----
Conclusion(結論)第5段落
最後にConclusion(結論)で話を閉めましょう。
改めてIntroduction(導入)又はBody(本論)の内容を反復し主張・自分の意見を述べます。
スピーチを終える時には、Thank you for listening for my speech.(聞いてくれてありがとう)という表現を使ってスピーチを終えます。
あると便利なもの

スピーチの時 palm card(パームカード)/Index cardがあると便利です。手のひらサイズに収まるちょうどいい大きさ厚さです。オフィスワーク、kマートで販売されています。
英語のスピーチを考えるのは大変ですがスピーチ準備、スピーチを行うことは英語力向上につながります。オーストラリアの学校では小学一年生からスピーチの課題がありみんなの前で発表しなければなりません。
スピーチとなると緊張してつい早口になってしまいがちですが大きな声でゆっくりとはっきり話すことが重要です。